ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)バンタム級決勝戦
3階級制覇の井上 尚弥vs5階級制覇のノニト・ドネアの一戦、後編。
第7ラウンド
ドネアが手数を出しながら前に出ます。井上は手数が少ない。しかし終盤は井上が左を的確に当てます。
第8ラウンド
ドネアの右が当たり井上が下がります。井上も打ち返しますが、ドネアは下がらず手数をまとめます。そしてラウンド終盤に打ち合い、井上が再び出血、かなり多い出血です。

第9ラウンド
ドネアがプレッシャーをかけますが、井上も上手くかわします。しかし残り2分を切ったところで、ドネアの右ストレートで井上がグラつきます。その後、井上がフットワークでかわします。終盤は両者カウンターを狙い過ぎて手数が減ります。
第10ラウンド
このラウンドは井上が積極的に手数を出します。ドネアも負けじとパンチを返します。終盤は井上が攻撃をかわしながら手数をまとめます。更に右フックを数発的確にヒットさせます。
第11ラウンド
井上が手数をまとめて前に出ます。ドネアも打ち返しますが、井上のの左ボディで下を向き下がります。そして堪らず膝をつきダウン。ドネアは立ち上がりますが、井上がラッシュ。しかしドネアの左フックが決まり、逆に井上がグラつきます。この後も井上が手数を集めます。
第12ラウンド
ダメージの残るドネアは前に出ますが、井上も負けじと打ち返します。井上が的確にパンチを当てますがドネアは倒れません。そして試合終了のゴング。
判定の結果 114-113、117-109、116-111、3対0で井上 尚弥の勝利。
ドネアのクリーンヒットをあれだけ受けてもダウンしなかったのは、
井上は想像を絶するトレーニングの賜物でしょう。
それにしても、非常に見応えのある試合でした。
パウンド・フォー・パウンド上位に名前が挙がる井上。
ドネアはピークを過ぎ、フェザー級に階級を上げて今一つ結果を残せなかった印象があったので、
果たして井上と対等に戦えるのかと疑問に思ってました。
フェザー級からバンタム級に階級を落として、まともに戦えるのだろうか…
7年前、あの西岡 利晃をTKOした頃のドネアであれば、
井上が勝てるかどうか本当に分からなかったでしょう。
あの時の西岡はジョニー・ゴンサレスからTKO勝利、24年ぶり2人目の海外での世界王座防衛を
果たし、ラスベガスでラファエル・マルケスに判定勝ちと、非常に勢いがありました。
試合前は井上が何ラウンドでドネアをK.Oするのだろうかと思ってましたが、
試合が始まってみると、目の離せない好勝負。
世界的に非常に評価の高い「井上 尚弥」との対戦が、ドネアを燃え上がらせたのでしょう。
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